構造化データはSEOに有効なのか!?

読者の皆さん、はじめまして。僕は都内の Web 制作会社にフロントエンドエンジニアとして勤務している、永遠のとっつぁん坊であり、令和の EXIT BOWIE こと、かつては浪速の粗大ゴミとまで呼ばれた、出口と申します。

きっと、これをご覧になってる読者の皆さんは SEO 対策が気にかかっていることかと思います。

そんなこんなで昨今の SEO 対策の話として議題によく挙がるのが、、はい、

『構造化データ』

既にご存知かとは思いますが、おさらいの意味も含めて、ざざざっとご覧ください。

本来 肉じゃが と html の中に書いてあったとて、検索クローラーは の意味を理解できても、その内容である文字列の意味までは理解できません。

構造化データとは、人間の言葉を、検索クローラーに対し翻訳して言葉の意味を理解できるように伝える技術のことなのです。

構造化データにはいくつかの種類がある

種類とは、ボキャブラリーと、シンタックスの事を指していますが。

ボキャブラリー

主に上記の3つで、検索クローラーと我々人間が理解するための百科事典のようなもので、構造化データ化させたい、言葉のカテゴリー、ジャンル、単語などが定義されているものです。※1*1

シンタックス

  • RDFa
  • Micirodata
  • JSON-LD

主に上記の3つで、記述方式の事です。どのシンタックスが優れているなどはないので、ケースバイケースで選択し使用します。同一ページに複数のシンタックスがあっても問題はありません。

体感としては schema.orgJSON-LD の組み合わせが最近の主流かと思います。

だらだらと、構造化データ自体の解説をしてきましたが、原則、

構造化データは検索ランキング自体には影響を与えない

と、Google の中の人たちが、きっぱりと断言してますので SEO 対策としては、意味がない、、のかと思えば、あながちそうでもないもので、

構造化データが影響を及ぼすものは、

リッチリザルト(Google の検索結果)! 検索結果に影響与えます!Google のリッチリザルトに思いっきり!

はい、リッチリザルトって何ですか??となった方に簡単なご説明を。

検索してて、以下のような表示をご覧になった事があるかと思います。

f:id:webcreatorsstruggle:20200518175359p:plain

これがリッチスニペットというやつで、構造化データでマークアップすると、こういうリッチな検索結果(リッチリザルト)として表示されちゃうのです!

そうナンデス、検索ランキングに影響を与えなくても、こんな風に表示されたら、直接的に影響はなくても、間接的なプラスの影響がありますよね、思わずクリックしたくなるとか。

とはいえ、なんでもかんでも、構造化データで書けばいいというものではありません。

どういう風に記述すればいいのか理解し始めると、色んな物事を構造化データさせたくなってしまうのですが、Google がサポートしてないものを、構造化データで書いても、骨折り損の草臥れ儲け、労多くして功少なし、となりますので、そこはグっと心を鬼にし、書きたいという気持ちを抑えて我慢してください。

Google がサポートしてるものは、scherma.org で定義されてるボキャブラリーのほんの一部なので、そんなに多くはないのですが詳細を知りたい方は以下のリンクを参照してみてください。※「COVID-19 に関するお知らせ」という構造化データもつい最近からサポートされています。

Google 検索デベロッパーガイド

ここらで、私が構造データで得た事例をいくつかご紹介します。

Google しごと検索(求人情報の構造化データ)

僕の勤め先でも、複数の求人媒体を使い積極的な採用活動を行なっています。

そんな折、2019年01月23日から、日本でも Google しごと検索がローンチされたのです。

そのニュースを耳にした総務部の方からすぐ僕に連絡がありました。自社サイトで、新卒採用の Google しごと検索の構造化データ対応をしたいと。

僕も関心があったので速やかに技術調査して実装を行いました。

すると翌日にすぐ効果がありました。

“〇〇区 新卒 web” というキーワードで Google 検索すると、、

所属している会社の求人が、ドドーンと、一番で表示されていました!

蛇足ですが、この記事を執筆時の今でも、求人は上記のキーワードで検索すると Google しごと検索では検索順位1位をキープし続けています。(2020.04.23.)

肉じゃが(レシピの構造化データ)

以前、僕の勤め先で、料理レシピを扱う某大手企業サイトのリニューアルという案件がありました。

リニューアル前は、某メニューを Google で検索すると、検索結果で一番上に表示されてたのに、リニューアル後には、その某メニューの検索順位が少し下がってしまった事がありました。

順位が下がってしまった原因は複合的なのですが、その時に、まず我々が速やかに取った施策が、レシピの構造化データでした。

無論、リニューアルの段階で、レシピのページは構造化データでマークアップ(その時は、schema.org と micodata で構造化)を施してはいたのですが、より詳細な構造化データを施すことにしたのです。

詳細な構造化データとは、microformats.org の hRecipe ボキャブラリーを使用することでした。シンタックスは、クラスを追加したりする、特段複雑なものではなかったのですが、その施策をしたあと、ほどなくして、その某メニューのページは、無事検索順位1に返り咲きました。

蛇足ですが、この記事を執筆時の今でも、その某メニューは検索順位1位をキープし続けています。(2020.04.23.)

あとがき

Google の中の人も言っています。2020年以降の構造化データは SEO の必須スキルであると。

Google の云う未来予測なので、また話は変わるかもしれませんが、構造化データの利用範囲は今よりも拡大していき、より複雑なものとなり Google アシスタントなどの AI アシスタントとの連携も予定しているようです。こうなるともう、令和2年の間に必修するっきゃないですよね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

*1:※但し data-vocabulary.org は、2020年04月06日を最後に Google はサポートしなくなりましたので、ご注意のほどを。